無職94日目。4月30日。

無職94日目。4月30日。

朝8時半頃に置き、植物に水をやり、まだ少ないけれど洗濯をすることにする。布団も干して、朝から働く。昨日まで大分休みだという気持ちだったので少し気合いを入れた。歯医者を調べると10時あたりから始まるという事で井荻に水を汲みにいって晩ご飯の材料を買ってくる。朝から長蛇の列の出来る水汲み場にはお父さんの姿もあり、今日がGWだということを知る。ものすごく暑く、夏向きの白いストライプのスカートとグレーのティシャツだけで出かける。日焼け止めも塗った。今年初めて。
家に戻り、洗濯物を終え、トゥドゥリストをチェックして小遣い帳をつける。今月は結構お金を使っている。もう、銀行口座には6千円しかない。終わりだ、と思ったらゆうびんちょきんに雇用保険がふりこまれていた。でも、来月の生活費はまだ今のところもてていない。今月働いたものの支払いがあったとしても足りない。最近の仕事のやつは請求書が今とまっているところなのでいつ入るか分からない。来月は井荻と下井草の往復と、たまの新宿への外出になるのだろうか。
途中開けっ放しの玄関からの声が2回響き、いくつかの届け物が届く。芸館からの段ボールは思った以上に大きく、中を開けるとたまらない空気感がつまっていた。本当にあそこのおとなたちは素敵だといつも思う。少し前の高校生ウィークを思い出していた瞬間の空気は明らかに夏に向かっていて、どうにも自分をたまらない気分にさせる。
webの仕事にあきたのでマクドナルドに避難して本を少し読んでたまっていた日記を書いたりしている。今読んでいる贅沢貧乏の森茉莉という本の群ようこの視点にかなり腹立たしさを覚えていて、読むたびに嫌な気持ちになる。が、読んでいる。森茉莉の悪態つく勝手な物言いはそこに何とも言えない粋な何かが含まれていて、落語を聞いているような空気感を感じる(もちろん全然違うけれど)。でも群ようこの視点は、ただそういう人をこう思うというようなことがつらつらと書いてあって、それこそ、森茉莉が嫌っていたようなあの隣人たちのような奥様方のような感じを受けてしまう。人の生活は人の生活であって、そこに腹立たしさを覚えようが得まいが、それをただそのまま述べてしまうというのは一体なんなんだろうかと、自分は群ようこに腹を立てる。それでも読んでいる。

無職93日目。4月29日。

無職93日目。4月29日。快晴。

昨日IIDにいく予定に切り替えたので、朝起きてとりあえず痛む親知らずをどうにかしようと歯医者をさがし電話をするが、3軒とも留守という状況にGWは歯医者も休むのだと理解し、あきらめ選択を終わらせ家を出る。駅に向かう途中で今日が祝日だという事に気づいて納得する。土日、平日などというところはなんとか身に引き寄せてとめてはいるが、祝日となるともうわけがわからないところに追いやられて見失ってしまうということを思い知る。そう、後から考えればIIDの今日のイベントはグリーンデイなわけで、名前は変わってしまったけれど今日は緑の日なのである。

IIDにはひさしぶりに訪れることになるのだけれど、今日はボランティアではなく、人に会う用事2つがメインで、手伝いはその後に控えている。一人目は、昨日ふいにメールがきて、検索で自分の本を買いたいといってくれたひとで、なぜかwebを教えてほしいというような内容で、よくわからないけれどすぐにそういうことをメールしてしまう人にひかれたので、すぐ会うことにする。丁度IIDに近い家に住んでいた。その人に会った瞬間なんとなく大丈夫な気がした。実際話をいくつかすると、最近の流れの接点も多く、何かが始まりそうな人であった。近々家に遊びにいく約束をたて、Nさんの手伝いの方に行く。

ひさしぶりのIIDでは、また新しい自分と新しい関わり方で会えるであろう周りの人との会話が面白く、とにかく楽しい気持ちになる。ここにいて、自分の場所を感じるけれど、決してここに住居をもっているわけではないような自由な感覚が漂い、にこにこ挨拶をしてまわる。そしてものすごい差をなして、何か動いていきそうな気配を持っている人と、もう滞ってしまっていて、これからしばらくはどうにもならないんじゃないかという人との差が激しく、丁度変わり目だと言うこの年代と、年代だけじゃないところのいろいろとを思って、IIDでの自分の前までの立ち位置も終わりを迎えたんだということを考える。

もう一人の会う予定の方も自分の本が買いたいといってくださっている方で、お話をして、終わりにお仕事をいただく。自分のものを好きだと言ってくれて、そこから始まる仕事という者のなんという大きさかをとんと思い知っている。お金なんていうよりも大きな可能性を秘めた始まりを持つ仕事というものはそういうものだと思っている。思い込んでいるとしたら、そのままで良い。

終わりにビールを2本、3本と、いくらかのご飯を食べて帰る。

途中Mくんからあった電話と、Tちゃんに偶然会えた事が、この場所が今進んでいる現実だということを強く印象づける。何ともいえないただ名前のない重苦しい酸素不足の空気を漂わせていた中で、それらは自分に強い濃度の酸素を与えたような気がする。

批判的になってしまうのは、まだまだ自分も途上だという事の現れかもしれない。でもいいの。自分は確かに楽しく生きていて、楽しさをきちんと吸収出来る根がしっかり生えていると感じているから。

大量の表面的な言葉を話すこどもたちと、素直な気持ちをぽろりとこぼすおとなの可愛さというものは、自分の中のこどもとおとなの立ち位置を逆転させる。

今日は自分も社会にならって祝日として休みの日にしよう。明日からまた、仕事をがんばろうと思います。

ドットイラスト01

ドット絵

画 材:photoshop

ラフイラスト01

画 材:上/ボールペン、コーヒー
    下/鉛筆、色鉛筆

りんごイラスト

りんご

高校生アートライター募集 チラシ

高校生アートライター募集 チラシ

高校生アートライター募集 チラシ

サイズ:A4

高校生ウィーク チラシ用イラスト

高校生ウィーク チラシ用イラスト

高校生ウィーク チラシ用イラスト

サイズ:B5
イラストのみ、デザインは別の方です。

関連:高校生ウィーク会場マップ

高校生ウィーク会場マップ

HSSW8

サイズ:A4

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無職92日目。4月28日。

無職92日目。4月28日。晴れ。日中暑く、夜寒い。

朝8時過ぎに起き、パンとパスタと目玉焼きを朝ご飯にする。

隔月の暮らしの手帳に出てくる旅のページを実際に見に行くということをしに、今日は秩父にいく。2時間半も電車に乗って680円程度の運賃だというから驚く。高浜から水戸まで行くのも40分で650円とあまりかわらないのに、この移動距離はすごい。

秩父ではとにかく歩き、食べ、歩き、休み、写真を撮り、話、見、つかれ、食べ、というような感じだった。古めかしい街並の良さと、朽ち果てていく建物と が、時代の移り変わりを表していた。自分が好きなものは、どんどんと追いやられていく中にあるものに多く、それに興味を持っている人も実際多いとも思う が、それは自分の周りだけなのかもしれない。次を継ぐ人のない住居兼店舗の街並は、あっというまに亡き者になってしまうのかもしれない。それとも、そこを いとおしいと思う人によって、なんとかとどめられるのだろうか。

古めかしい街並はだいたい17時には街の終わりを迎えるように夕日を奥にひっそりとしていった。そして街をあとにして池袋で乗り換える。あっという間に世 界が代わり、朝5時あたりで街の終わりを迎えるような東京に到着し、MくんとYちゃんの家にお土産のコーヒー牛乳を届ける。そう、コーヒー牛乳でさえ、も うその名前では呼べない時代なんだ。

相棒とMくんとYちゃんと、いろいろな話をする。この人たちといるときの自分はたまらない幸せにいつもおそわれる。自分がありたかった人との関係性がそこにはある気がしてならない。

家に帰って、todoリストを制作して、これからのことを考え、やろうとおもっていてやらなかった小さなことをひとまず片付ける。電池が切れていた携帯 と、パソコンのメールには明日IIDに行けという指令が現れていた。3つもの偶然が重なってしまったので、合羽橋に行くのはやめにして、朝早く歯医者で歯 をどうにかしてもらってそそくさとIIDに行く予定に変更する。webの勉強と仕事が始まったと思ったら、あっという間にまた次に繋がってしまうというこ とである。

明日は快晴。

無職87日目。4月23日。

無職87日目。4月23日。

虫が外で鳴いている。もうすぐ5月になるらしい。

日中、今日の予定を昨日の夜に書いてなく、何をしたら良いか少し途方にくれていた。11時近くに朝ご飯に食べなかったパンを焼いて食べる。思い出して井荻 に行き、水と、ポストカード立てをつくるために100円ショップで木材を少し買う。水もくんでくる。ラーメンともやしを買って、貧乏ぽい買い物だと少し感 じる。ラーメンは安かった。下井草に戻って図書館でCDを4つと本を少し借りてくる。家に戻ってきて、工作を始めると、思いのほかうまくいく。虫ピンとか やすりとかがなく、相棒に電話して訪ねる。そういう道具とか何でも知ってる気がして、きいてみる。100円ショップに電話をするとあるということで自転車 を飛ばしていく。釘とやすりと虫ピンに満足して、足りない木を買うのを忘れてきたことに気づいて笑う。借りてきた山崎まさよしのCDをききながら工作をし て、カード立てを完成させる。こういうのも、案外いけるということに気づく。自分の新しい可能性というものは、やったことないことを引き受ける時に生まれ るなあと感じつつ、やったことないことも自分に引き寄せる事が出来るようになったと誇らしげ。途中電話が入り、まだよくわからないけれど、雑誌だか本だ か、メディアだかの連載の話をいただく。個人事業主の登録の仕方なんかを少し勉強しようかと思う。税金だとかも考えないといけない気がしてきた。

17時過ぎにずれこみつつあるお昼に納豆うどんを食べたら眠くなり、井荻に木を買いにいくか迷いながらテレビを見ていたら次第に横になり、気づくと22時過ぎでテーブルの上にはらーめんが並ぶ。

Mくんの展示を見に行くのをすっかり忘れていた事に気づいて少しショックを受けつつ夜になる。

roughEB_RE:DAY36|鯉のぼりのかざり方

roughEB_RE:DAY36|鯉のぼりのかざり方

無職74日目。4月10日。

無職74日目。4月10日。

日中エルタワーに雇用保険の認定式に向かう。早起きして向かうはずが、結局遅くなってしまって慌てて家を出る。人が沢山で、意外と待たされてしまい、午前 中に簡易校正をとりにいくはずが、12時少しをまわって九段下に着く。色校正をうけとり、その足でワタリウムに届ける。今日やるはずだった写真撮影が、結 局出来ないということで、家に帰って作業を進める。進めつつ、WordPressに手を出したり、農園に苦土石灰をまいたりする。
なんとなく気持ちがどうしたらいいか分からないあたふたしたような状態であったりもして、2つブログを書く。

無職73日目。4月9日。

無職73日目。4月9日。

朝、洗濯物を干しているときになんだか勢い余って、庭の土を耕し、ポケット農園を作る。コンピュータに向かってばかりだったので土づくりに夢中になる。お 昼を食べ、14:00に九段下へ入稿へいく。早く着きすぎたので、2周程度会社周辺をまわる。入稿は意外とあっけなく、担当のKさんと制作のSさんと一緒 に内容を確認し、入稿の注意点なんかを教えていただく。こんなしょぼくれた若人にも丁寧に教えてくれてありがたい。一体自分を何歳だと思っていて、どんな 輩だと思っているのだろうか。それとも、そんな心配することもなく、案外こういう人も多いのだろうか。
帰りにせっかく九段下に来たのだからと神保町まで足を伸ばして古本屋でいくつか本を買う。店主さんは有名人らしく、写真が大きく飾ってあって、おんなじ帽 子をかぶっていた。紙袋につめてくれるときにセロテープがくっつかってとれなくなってしまっていたので、良いです良いですと、笑ってそのままもらう。こう いうのがいちいち楽しいなあと思うのだ。
一度家に戻り、しょうしょう作業をして、夜は、今定期的に入っている仕事をくれる会社の人(この人も友だちで、なんでか思い出してくれて頼まれ、定期的な 仕事になった)とご飯を食べるのに出かける。おいしい煮込みとビールと旬の肴たちの夕べは幸せ極まりなく、少し酔っぱらった気持ちで帰る。

無職72日目。4月8日。

無職72日目。4月8日。

日中でかけ、なじみになってきたエルタワーで就職活動という名前の、お金をもらうための仕事をする。若ささえあれば、仕事はいくらでもあるらしい。いくつ か就職先のようなものを探し、少し内容をきいてくる。大学の喫茶店やカレー屋さん、社員食堂なんていう仕事は面白いなあとなんとなく想像するけれど、基本 的にはあまりやる気はない。
夜には今進めている仕事の打合せのため、外苑前に向かう。到着すると打合せを30分後に、ということで、マクドナルドでご飯を食べてからむかう。自分は来 る前にパンを食べていたのでジンジャーエールだけ頼む。打合せはじめからおかしな様子で、きくと基本的な本のコンセプト自体がかわるということらしい。3 時間くらいの打合せは、みんながわたわたとしているような、また、でもきちんと進んでいるという良い打合せで、相変わらず毎回わくわくして帰る。

無職71日目。4月7日。

無職71日目。4月7日。

溜まっていた作業を開始する。入稿日のはずだったのだけれど、何か大幅な変化があるらしく、ストップしておく。印刷所にもろもろ連絡をいれる。日中は芸術 館で頼まれた、今度発行するパンフレットみたいなものの扉のイラストを制作し、送る。当たり前に好きな場所と出来ることでつながれるというのは嬉しいもの で、にこにことしながら、作業をする。仕事であるが、私事なのである。夜は、どういうわけか久しぶりに相棒と外食をすることになり、キッチン南風でご飯を 食べる。定食と瓶ビールを頼み、ゆっくりとご飯を食べる。たまにはこういうのも良い。

無職70日目。4月6日。

無職70日目。4月6日。晴れ。

高校生ウィーク最終日に向かう日曜日。入稿が月曜日ではなく、水曜日に変更になったのもあって、一日遅くまで居るのだと朝早く電車に乗り込んで向かう。土浦駅の車両きり離しで眼鏡の女性に「乗り換えですよ」と起こされ、良い一日だと確信する。
水戸は晴れていても東京よりは寒く、駅で待ち合わせしてKちゃんとカフェRINでご飯を食べる。最初からきめていたあつあつチーズのミートボールスパゲ ティのランチセット1050円を注文するが、やっぱりおなかがいっぱいになる。タバコをすってゆっくりして、タッパーをもらって、ライターをもらって芸術 館に行く。ずっと離れていても(といっても1月弱)すぐにああ、と感覚が戻ってくるのがすごいなあといつも思う。芸術館の青い空とネズミ色のタワーと緑の 芝が目に入れば、ああ、とすぐ戻ってくる。自分の始まりの場所という部分は大きく、そして誰にとっても(そこに不思議に魅入られた人は)始まりの場所にな るであろうというのは、今回出すR&Dという水戸芸術館のフリーペーパーに寄せた自分のコメントの最後の一文だけれど。
カフェは最終日ということで、何よりも誰よりもスタッフや、そこに何度も足を運んだ人たちにとってすごく大事な日になっていて、来ている顔を見ればそれがすぐに分かるというから不思議で。
高校生ウィークの始まる数日前から、始まって数日、と、今日の最終日にくることが出来て、その中の空気やみんなの顔の変化がよくわかった。まだ、なんとな く芸術館のムードと馴染まないで強くその存在感を出していた高校生スタッフたちが、もう最終日にはあの場所の空気にすごく馴染んで、それまで確固たる自分 として作り上げた表面というような際立ち方じゃない内面の部分がじわぁと、その場の空気を通じて伝わってくるような存在感の出し方で、ああ、なるほど素敵 な子たちだったわけだと認識した。でもまだ、何となくその芸術館との距離感がうまくないようななんともこそばゆいような感じもあって、これがまた1年1年 とその年ごとの関わり方をした時にどうなるんだろうなあなんてことを考えたりしながら、縫い物をしたりトイレに行ったりタバコを吸ったりしていた。
カフェの終わりにはクロージングパーティと称し、歌あり踊りありもんじゃありのパーティが始まる。懐かしいHが人工芝で作られた丸いステージに上がり歌を 披露する。決してものすごい上手というわけではないけれど、彼のその演奏だったり歌だったり、何よりそこでそれをしているというところに感動した。その後 も次々と繰り広げられるぐだぐだのエンターテインメントもすごく良くて、こういうことを、やれる、やりたく楽しそうにやっていることが一番素敵だと、座っ て見ている自分を少し戒めたりもする。杏仁豆腐を食べながら。
最後にお世話になった芸術館の方々などへのプレゼントなどが行われ、意外にも今までこういうことがなかったらしいところでとても良いなあというのと、出来 なかった自分が少し悲しいなあと思う。自分もこっそりつくってきた1to1カフェモチーフのキャラクターを、こっそりとプレゼントする。
最後にはみんなが一人ずつステージにあがり今回の感想なんかを話す。自分にまでまわってきてどきどきしてしまった。驚くのは、どの子たちも、ステージにあ がって、ありきたりな言葉じゃなく、自分の言葉で思ったことを言っていること。現代の高校生たちはちょっとすごいのかもしれないし、多分本当はみんなもっ ているもので、それを出せるような空気感を作れている場所と言う部分ですごいのかもしれない。そしてその空気感はそこにいるみんなが作っているというこ と。
そんなに沢山話したりしていたわけじゃないのに、「ゴロゥさんの本買いました。」と言ってくれる人や「話したいです。」と話しかけてくれた子、「ゴロゥさ んの笑い方が好きです。」と、馬鹿にしてるのかほめてるのか分からないことを言ってくれる子など、自分の存在も見ていてくれたことがまた嬉しく。にやにや 思ったので忘れないように自慢げに記す。
新しく作った「まあまあおいしいふつうのりょうり」の試作本も見せ歩き、好評で喜ぶ。
あの時期のあの場所に行くと自分がすごくすんなりとこう居たいんだよね、そうそう、という自分がやってくるのが本当にすごく、毎回ここは自分の聖域だとエナジースポットだと、トイレでそう考えていた。
会いたかったYさんにもやっとあえて、新春シャンソンショーのCDを頂く。
そう、会を重ねるごとに仲良くなる人、自分の中に名前が刻まれる人が増えていって、毎回毎回久しぶりだと懐かしむのが嬉しく、それ以上に嬉しいのは、ただ懐かしいねという話をするよりも、今の話、これからの話ばかりが進むということが一番嬉しい。
なんでこんなにも素敵な人たちが集まるのだろうかと、そしてテンデバラバラで普通に考えると接点がないような人たちが当たり前に仲良くある、一番自分の望んでいるような人たちの場所。
毎年、この期間に今までの自分を感じ、最初の気持ちを思いだし、また新しい何かが当たり前のように始まる。行けて良かった。また来年の春には、自分はいったいどこまで流れているんだろうかと、わくわくして芸術館を後にする。

たいらキャベツ

たいらキャベツ

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無職69日目。4月5日。

無職69日目。4月5日。晴れ。

朝少し寝坊をする。朝、イラストの頼まれごとが入ったので、なんとなくやらないでしまっていた違うイラストも一緒に片付けるため、トーストを二枚食べ、マ クドナルドへ向かう。晴れた日にマクドナルドで仕事をすることはいつでも特別だ。いざニコニコ始めようとしたら肝心の資料を忘れてきたのでなるべく目につ かないようにこっそりと荷物をとりに家に戻る。昼あたりまでやろうかと思っていたのに思いのほか早く終わったので日記を書いたりしていた。
お昼ご飯用にレトルトカレーとキムチを買う。ご飯をあたためてキノコとか野菜を追加したカレーを食べる。ご飯を食べるとどうにもやる気がなくなってしま い、このままでは危ない気持ちになったので、とりあえず出かけることにした。フリーマーケットの申し込みもあったので井荻までぶらぶら行く。井荻ペットと いう受付のペットショップは思い描いていたショーウィンドウに小型犬という、よくあるペットショップではなく、昔実家の近所とかにあって、誰がここで買う んだろうかと思うようなそういう懐かしくたまらないペットショップだった。亀も、文鳥もカナリアもうさぎも金魚も、人もみんないっしょくたになっているそ の場所は、多分あるいみとても正しいのかもしれない。狭いかごに入ったウサギは自分がきて少し喜んでくれたようだったのでえさをあげるふりだけした。おじ さんと場所のことやフリーマーケットのことについていくつか話をして申し込みを完了して帰る。井荻は見所のある街だと認定した。その他の店も見てまわった けど、なかなか面白かった。帰りに植物屋さんで土の消毒粉みたいのや土、移植ゴテを買う。帰りには下井草の街をまたぶらぶら見て、入ろうと思って入れな かったコーヒーやさんに入って少しのコーヒーをいただく。なかなか良い感じだったので今度また来ますと言い帰る。
帰ってきてやる気が出たので、もろもろ作業を進めたり、寝ちゃったりして、また起きて2時くらいに明日のための手芸をして、眠る。やる気がでないときは外に出るのがいいみたいだ。

無職68日目。4月4日。

無職68日目。4月4日。晴れ。

朝8:20くらいに起きる。パンを食べて昨日立てた予定通りに新宿へ向かう準備をする。でも本当はもう少し早起きする予定であった。

そろそろ就職活動をしないと雇用保険がもらえなくなってしまうのだが、イベントを添えないとやる気もでないので自転車でむかうということにした。ギィギィ 言う自転車を途中見つけた自転車やさんで直してもらい、快適になった自転車でエルタワーにむかう。自転車で新宿にくると途端に自分はすごい人のような気持 ちで強気になるから良い。人ごみも全然気にならない。5番窓口で相談をして、そう、この間家のトイレでちゃんと自分が今したい状況を組む就職先があるかど うか普通に相談したらいいのではないか。誤摩化しの就職活動じゃなくてもいいんじゃないかと思い立っていたところのなので、自分の夢と現実との話をして就 職活動のやり方なんかを教えてもらう。

その後世界堂でのりと納品書をかって、おなかも減ったので一人日高屋でらーめんを食べ、食後のコーヒーと、行きたかったバルコニーに行く。コーヒーはとて もおいしく、また、その雰囲気の良さというのはなんとも言えず。茶色の木の家具の雰囲気が空気にまでしみ出して、同じように食後のコーヒーと新聞のために やってくる顔のないサラリーマンたちの煙がそこにくぐもった色味を足し、晴れた日差しがそこを押しのけるようにやっとのことで入ってくる。アルバイトの男 子学生はさわやかなストライプのシャツが似合う背の高い可愛らしい男の子で、オーダーが入らない間、2階の(自分も2階だったので知っている)小さなス ペースに腰掛けもくもくと本に目を落としている。コーヒーの味とその場の味が混ざり合い、とても深いコーヒーとなって自分の前の木のテーブルにおかれてい た。そんなコーヒーを飲みながらエルタワーでの状況を記そうとペンを探すけれど忘れていた事に気づき、鉛筆で手帳に覚え書き程度のメモを取る。何度かアル バイトの男の子にペンを借りようかと思ったけれどそこまで勇気は出なかった。

帰りには模索舎に寄ってみる。入ると、ちょうどHさんもやってきたところで、少しバイトというか仕事の話をするはずが、なんだか本当にするような感じにな り、ああ取り返しがつかなくなるのかしらと話の状況を見ていたけれど、とても良い関わり方が出来そうな流れになったので安心をする。ずっとHさんと話をし ていて、おもしろがられたり、むかつかれたり、憎まれたり、いい感じだと言われたりして、とりあえず今度のみにでもいこうじゃないかということになる。新 しく自分が遊びにいける場所が出来てすごく嬉しい。roughEB_RE:DAYもおいてもらう。自分はとてもタイミングがいいらしい。散々話して、夕方 前に帰る。

家に帰って作業を進め、相棒が帰ってきたところで最近考えてることについて話し合い、右側二軒目の新しい方向性が生まれる。やっぱりちょっと一緒にやったほうがいい気がしていたので、タイミングとしてすごくよい。
昨日話し合いをしたからか、自分の調子もよくなり、ほっとする。そう新しい季節なんだからね。

夜は一度こたつで寝てしまい3:30過ぎに洗い物をして布団にして寝る。朝干したのでふかふかしていて、くしゃみがとまらなかった。春に干す布団はいい気 持ちとつらさとが一体になっている。夜は穴に何度も入ったりするのと、新しい街のと、デザインをしている夢を見た。どれも結構良い夢だった。

無職67日目。4月3日。

無職67日目。4月3日。晴れ。

気温がとても高くなるという予報で朝から嬉しくなる。今日は今やってる仕事のデザインチェックがあるので、朝から準備する。だいたい終わっていたので、大 丈夫だろうと高をくくって、作業待ちの時間が長かったので本を返しがてら散歩をしたり買い物をしたりしてると意外と遅くなってしまい、結局でかける寸前ま でばたばたしてしまう。しかもデータが修正した前に戻るなんていうハプニングもおこり、ああやっぱり寸前までやろうとすると危ないし、それは最初の装丁事 務所も、次のパッケージデザイン会社も、自分個人だとしても一緒なんだとおかしくなる。

ぎりぎりになってしまっていたのに、渋谷で乗り換えの際にパスモのタッチ不足による足止めと、前に駅員さんとやり取りしてる人の長さが相まって遅れてし まって、外苑前をダッシュする。ダッシュしはじめようとしたときに思いとどまって警備員さんに場所を確認すると真逆だった。そういうことが多い。

ぜーはーでスターバックスに入るが結局待ち合わせのYさんより早くついて一安心でアイスティを飲んでいた。だいたいそういうものなのだ。事前打合せして、本番打合せに向かう。

今日はWさんがめちゃくちゃ素敵な格好をしていた。年代を重ねた人の重みというのはとても強力な魅力だといつも思う。デザインを見せると「思った通りすご く可愛いね」といわれ、安心と同時に「思った以上」にならなかった悔しさも少し。でも最初のラフから大きく変わってないし、当たり前だなあと帰り道では考 えていた。打合せは2時間になり、いろいろまた変更されることも多く、入稿までどたばたしそうだ。
帰り道てこてこYさんと歩いているとお兄さんに呼び止められる。今回の企画展のアーティストが来たということで挨拶をする。PさんはYさんに感じが似てい る。挨拶をするとすぐぴゅーっと建物を出て外に行ってしまった。いつもそうらしい。ふらっときて、ふらっとどこかへ行ってしまうという。

夜は相棒と最近の自分の不機嫌さだったりそういう摩擦となっていたことについて長く話し合う。ようやく言えたことも多く、なんとなく仲直りをする。自分はもっと恥ずかしくだめな自分を見せられるようにならないと、自分を追いつめるなあと、は、分かっているんだけれど。

夜は2時過ぎに眠る。

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