無職94日目。4月30日。

無職94日目。4月30日。

朝8時半頃に置き、植物に水をやり、まだ少ないけれど洗濯をすることにする。布団も干して、朝から働く。昨日まで大分休みだという気持ちだったので少し気合いを入れた。歯医者を調べると10時あたりから始まるという事で井荻に水を汲みにいって晩ご飯の材料を買ってくる。朝から長蛇の列の出来る水汲み場にはお父さんの姿もあり、今日がGWだということを知る。ものすごく暑く、夏向きの白いストライプのスカートとグレーのティシャツだけで出かける。日焼け止めも塗った。今年初めて。
家に戻り、洗濯物を終え、トゥドゥリストをチェックして小遣い帳をつける。今月は結構お金を使っている。もう、銀行口座には6千円しかない。終わりだ、と思ったらゆうびんちょきんに雇用保険がふりこまれていた。でも、来月の生活費はまだ今のところもてていない。今月働いたものの支払いがあったとしても足りない。最近の仕事のやつは請求書が今とまっているところなのでいつ入るか分からない。来月は井荻と下井草の往復と、たまの新宿への外出になるのだろうか。
途中開けっ放しの玄関からの声が2回響き、いくつかの届け物が届く。芸館からの段ボールは思った以上に大きく、中を開けるとたまらない空気感がつまっていた。本当にあそこのおとなたちは素敵だといつも思う。少し前の高校生ウィークを思い出していた瞬間の空気は明らかに夏に向かっていて、どうにも自分をたまらない気分にさせる。
webの仕事にあきたのでマクドナルドに避難して本を少し読んでたまっていた日記を書いたりしている。今読んでいる贅沢貧乏の森茉莉という本の群ようこの視点にかなり腹立たしさを覚えていて、読むたびに嫌な気持ちになる。が、読んでいる。森茉莉の悪態つく勝手な物言いはそこに何とも言えない粋な何かが含まれていて、落語を聞いているような空気感を感じる(もちろん全然違うけれど)。でも群ようこの視点は、ただそういう人をこう思うというようなことがつらつらと書いてあって、それこそ、森茉莉が嫌っていたようなあの隣人たちのような奥様方のような感じを受けてしまう。人の生活は人の生活であって、そこに腹立たしさを覚えようが得まいが、それをただそのまま述べてしまうというのは一体なんなんだろうかと、自分は群ようこに腹を立てる。それでも読んでいる。

無職93日目。4月29日。

無職93日目。4月29日。快晴。

昨日IIDにいく予定に切り替えたので、朝起きてとりあえず痛む親知らずをどうにかしようと歯医者をさがし電話をするが、3軒とも留守という状況にGWは歯医者も休むのだと理解し、あきらめ選択を終わらせ家を出る。駅に向かう途中で今日が祝日だという事に気づいて納得する。土日、平日などというところはなんとか身に引き寄せてとめてはいるが、祝日となるともうわけがわからないところに追いやられて見失ってしまうということを思い知る。そう、後から考えればIIDの今日のイベントはグリーンデイなわけで、名前は変わってしまったけれど今日は緑の日なのである。

IIDにはひさしぶりに訪れることになるのだけれど、今日はボランティアではなく、人に会う用事2つがメインで、手伝いはその後に控えている。一人目は、昨日ふいにメールがきて、検索で自分の本を買いたいといってくれたひとで、なぜかwebを教えてほしいというような内容で、よくわからないけれどすぐにそういうことをメールしてしまう人にひかれたので、すぐ会うことにする。丁度IIDに近い家に住んでいた。その人に会った瞬間なんとなく大丈夫な気がした。実際話をいくつかすると、最近の流れの接点も多く、何かが始まりそうな人であった。近々家に遊びにいく約束をたて、Nさんの手伝いの方に行く。

ひさしぶりのIIDでは、また新しい自分と新しい関わり方で会えるであろう周りの人との会話が面白く、とにかく楽しい気持ちになる。ここにいて、自分の場所を感じるけれど、決してここに住居をもっているわけではないような自由な感覚が漂い、にこにこ挨拶をしてまわる。そしてものすごい差をなして、何か動いていきそうな気配を持っている人と、もう滞ってしまっていて、これからしばらくはどうにもならないんじゃないかという人との差が激しく、丁度変わり目だと言うこの年代と、年代だけじゃないところのいろいろとを思って、IIDでの自分の前までの立ち位置も終わりを迎えたんだということを考える。

もう一人の会う予定の方も自分の本が買いたいといってくださっている方で、お話をして、終わりにお仕事をいただく。自分のものを好きだと言ってくれて、そこから始まる仕事という者のなんという大きさかをとんと思い知っている。お金なんていうよりも大きな可能性を秘めた始まりを持つ仕事というものはそういうものだと思っている。思い込んでいるとしたら、そのままで良い。

終わりにビールを2本、3本と、いくらかのご飯を食べて帰る。

途中Mくんからあった電話と、Tちゃんに偶然会えた事が、この場所が今進んでいる現実だということを強く印象づける。何ともいえないただ名前のない重苦しい酸素不足の空気を漂わせていた中で、それらは自分に強い濃度の酸素を与えたような気がする。

批判的になってしまうのは、まだまだ自分も途上だという事の現れかもしれない。でもいいの。自分は確かに楽しく生きていて、楽しさをきちんと吸収出来る根がしっかり生えていると感じているから。

大量の表面的な言葉を話すこどもたちと、素直な気持ちをぽろりとこぼすおとなの可愛さというものは、自分の中のこどもとおとなの立ち位置を逆転させる。

今日は自分も社会にならって祝日として休みの日にしよう。明日からまた、仕事をがんばろうと思います。

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無職92日目。4月28日。

無職92日目。4月28日。晴れ。日中暑く、夜寒い。

朝8時過ぎに起き、パンとパスタと目玉焼きを朝ご飯にする。

隔月の暮らしの手帳に出てくる旅のページを実際に見に行くということをしに、今日は秩父にいく。2時間半も電車に乗って680円程度の運賃だというから驚く。高浜から水戸まで行くのも40分で650円とあまりかわらないのに、この移動距離はすごい。

秩父ではとにかく歩き、食べ、歩き、休み、写真を撮り、話、見、つかれ、食べ、というような感じだった。古めかしい街並の良さと、朽ち果てていく建物と が、時代の移り変わりを表していた。自分が好きなものは、どんどんと追いやられていく中にあるものに多く、それに興味を持っている人も実際多いとも思う が、それは自分の周りだけなのかもしれない。次を継ぐ人のない住居兼店舗の街並は、あっというまに亡き者になってしまうのかもしれない。それとも、そこを いとおしいと思う人によって、なんとかとどめられるのだろうか。

古めかしい街並はだいたい17時には街の終わりを迎えるように夕日を奥にひっそりとしていった。そして街をあとにして池袋で乗り換える。あっという間に世 界が代わり、朝5時あたりで街の終わりを迎えるような東京に到着し、MくんとYちゃんの家にお土産のコーヒー牛乳を届ける。そう、コーヒー牛乳でさえ、も うその名前では呼べない時代なんだ。

相棒とMくんとYちゃんと、いろいろな話をする。この人たちといるときの自分はたまらない幸せにいつもおそわれる。自分がありたかった人との関係性がそこにはある気がしてならない。

家に帰って、todoリストを制作して、これからのことを考え、やろうとおもっていてやらなかった小さなことをひとまず片付ける。電池が切れていた携帯 と、パソコンのメールには明日IIDに行けという指令が現れていた。3つもの偶然が重なってしまったので、合羽橋に行くのはやめにして、朝早く歯医者で歯 をどうにかしてもらってそそくさとIIDに行く予定に変更する。webの勉強と仕事が始まったと思ったら、あっという間にまた次に繋がってしまうというこ とである。

明日は快晴。

まあまあおいしいふつうのりょうりが本になりました

 

 

まあまあおいしいふつうのりょうりが本になりました。



10ページ、B6サイズのミニ本です。

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無職87日目。4月23日。

無職87日目。4月23日。

虫が外で鳴いている。もうすぐ5月になるらしい。

日中、今日の予定を昨日の夜に書いてなく、何をしたら良いか少し途方にくれていた。11時近くに朝ご飯に食べなかったパンを焼いて食べる。思い出して井荻 に行き、水と、ポストカード立てをつくるために100円ショップで木材を少し買う。水もくんでくる。ラーメンともやしを買って、貧乏ぽい買い物だと少し感 じる。ラーメンは安かった。下井草に戻って図書館でCDを4つと本を少し借りてくる。家に戻ってきて、工作を始めると、思いのほかうまくいく。虫ピンとか やすりとかがなく、相棒に電話して訪ねる。そういう道具とか何でも知ってる気がして、きいてみる。100円ショップに電話をするとあるということで自転車 を飛ばしていく。釘とやすりと虫ピンに満足して、足りない木を買うのを忘れてきたことに気づいて笑う。借りてきた山崎まさよしのCDをききながら工作をし て、カード立てを完成させる。こういうのも、案外いけるということに気づく。自分の新しい可能性というものは、やったことないことを引き受ける時に生まれ るなあと感じつつ、やったことないことも自分に引き寄せる事が出来るようになったと誇らしげ。途中電話が入り、まだよくわからないけれど、雑誌だか本だ か、メディアだかの連載の話をいただく。個人事業主の登録の仕方なんかを少し勉強しようかと思う。税金だとかも考えないといけない気がしてきた。

17時過ぎにずれこみつつあるお昼に納豆うどんを食べたら眠くなり、井荻に木を買いにいくか迷いながらテレビを見ていたら次第に横になり、気づくと22時過ぎでテーブルの上にはらーめんが並ぶ。

Mくんの展示を見に行くのをすっかり忘れていた事に気づいて少しショックを受けつつ夜になる。

36|鯉のぼりのかざり方




鯉のぼりってなんだか好きだ

無職74日目。4月10日。

無職74日目。4月10日。

日中エルタワーに雇用保険の認定式に向かう。早起きして向かうはずが、結局遅くなってしまって慌てて家を出る。人が沢山で、意外と待たされてしまい、午前 中に簡易校正をとりにいくはずが、12時少しをまわって九段下に着く。色校正をうけとり、その足でワタリウムに届ける。今日やるはずだった写真撮影が、結 局出来ないということで、家に帰って作業を進める。進めつつ、WordPressに手を出したり、農園に苦土石灰をまいたりする。
なんとなく気持ちがどうしたらいいか分からないあたふたしたような状態であったりもして、2つブログを書く。

無職73日目。4月9日。

無職73日目。4月9日。

朝、洗濯物を干しているときになんだか勢い余って、庭の土を耕し、ポケット農園を作る。コンピュータに向かってばかりだったので土づくりに夢中になる。お 昼を食べ、14:00に九段下へ入稿へいく。早く着きすぎたので、2周程度会社周辺をまわる。入稿は意外とあっけなく、担当のKさんと制作のSさんと一緒 に内容を確認し、入稿の注意点なんかを教えていただく。こんなしょぼくれた若人にも丁寧に教えてくれてありがたい。一体自分を何歳だと思っていて、どんな 輩だと思っているのだろうか。それとも、そんな心配することもなく、案外こういう人も多いのだろうか。
帰りにせっかく九段下に来たのだからと神保町まで足を伸ばして古本屋でいくつか本を買う。店主さんは有名人らしく、写真が大きく飾ってあって、おんなじ帽 子をかぶっていた。紙袋につめてくれるときにセロテープがくっつかってとれなくなってしまっていたので、良いです良いですと、笑ってそのままもらう。こう いうのがいちいち楽しいなあと思うのだ。
一度家に戻り、しょうしょう作業をして、夜は、今定期的に入っている仕事をくれる会社の人(この人も友だちで、なんでか思い出してくれて頼まれ、定期的な 仕事になった)とご飯を食べるのに出かける。おいしい煮込みとビールと旬の肴たちの夕べは幸せ極まりなく、少し酔っぱらった気持ちで帰る。

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